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窯業系サイディング材表面のコーティング技術 千葉市稲毛区

窯業系サイディングは、建物の外観を美しく保ち、耐久性を向上させるために、様々な高性能な表面コーティング技術が施されています。これらのコーティングは、汚れにくさ(防汚性)や色あせ(耐候性)を防ぐ役割を担っています。

 

  

 

 

主なコーティング技術の種類

  1. 光触媒コーティング

太陽の光(紫外線)を利用して、外壁の汚れを分解する技術です。

  • 原理: 光触媒(主に酸化チタン)が紫外線を吸収すると、活性酸素を発生させます。この活性酸素が、外壁に付着した排気ガスやホコリ、カビなどの有機系の汚れを分解します。分解された汚れは、雨が降った際に水と一緒に洗い流されます(セルフクリーニング効果)。

メリット:

a高い防汚性能で、長期間にわたって美観を保つ。

b空気中の有害物質(NOxなど)を分解する空気清浄効果も期待できる。

◎デメリット:

a光が当たらない北側や日陰では効果が薄い。

b費用が高価になる傾向がある。

cすべての汚れを落とせるわけではない(サビなどの無機質な汚れは苦手)。

  1. 親水性コーティング

雨水を利用して、汚れを洗い流す技術です。

◎原理: 外壁表面を「水になじみやすい(親水性)」状態にすることで、雨水が玉状にならずに薄い膜のように広がります。この水の膜が汚れと外壁の間に浸透し、汚れを浮かせて洗い流します。

◎メリット:

a雨が降ることで汚れが落ちるため、日常のメンテナンスの手間が省ける。

b光触媒とは異なり、日陰や夜間でも効果を発揮する。

◎デメリット:

a光触媒のような汚れの分解機能はない。

bコーティングが剥がれると効果がなくなる。

  1. セラミック・フッ素コーティング

塗料のグレードを上げることで、耐久性や防汚性を高める技術です。

3-1セラミックコーティング: セラミック粒子を塗料に配合することで、塗膜の硬度を高め、紫外線や熱、摩擦に強い性質を持たせます。これにより、色あせや劣化を抑え、高い耐久性を実現します。

3-2フッ素コーティング: フッ素樹脂を主成分とした塗料で、非常に強い結合力を持つため、紫外線による劣化が起こりにくく、高い耐候性を誇ります。一般的なシリコン塗料の耐久年数が10~15年程度であるのに対し、フッ素塗料は15~20年とされています。

◎メリット:

aセラミック・フッ素ともに、色あせや変色に非常に強い。

b高耐久性のため、塗り替えサイクルを長くできる。

◎デメリット:

a初期費用が高価になる。

b施工できる業者が限られる場合がある。

まとめ

窯業系サイディングのコーティング技術は、単なる美観維持だけでなく、メンテナンスコストの低減住宅の長期的な保護に大きく貢献します。光触媒や親水性のように「セルフクリーニング」機能を持つもの、フッ素やセラミックのように「塗膜そのものの耐久性」を高めるものがあり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが重要です。新築時にこれらの高性能なサイディングを選ぶことで、将来の塗り替え費用や手間を大幅に削減することができます。

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